j.Pod


    命名の由来
      j : ジョイント、接続する
      Pod : (エンドウ豆などの)さや、さや状のもの

        航空機の翼下にある燃料・荷物などの格納部、宇宙船
        などの取り外し ができる部分
      「ジーニアス英和辞典」


      リブは「肋骨」をフレームは「枠・骨組み」を意味します。
      リブフレームの集合体であるPod を接続させて建築空間を構成
      する工法であることから「j.Pod」としています。


特 長


地域産材を使用し、工場で生産したリブフレームによる、モノコック構造(Pod)の建物です。構造現わし(内装材で構造材を覆わない木質空間を提供)を標準とし、耐力・靭性、耐久性に優れています。また、原木の伐採・製材・製作から施工までトレーサビリティを取り入れ、地産地消型の建築システムです。リブフレームは解体時にリユースが可能で、環境に配慮した工法です。

  • リブフレームを集合したモノコック構造の新しい建築構法
  • 杉材を構造材としてリブフレームに使用(地域産材の活用)
  • 間伐材を積極的に活用(下地材等への活用・森林保護)
  • 耐震性に優れた構造体
  • 比較的小断面木材を構造材として使用(間伐材等の有効活用)
  • リブフレームを工場生産するので品質が安定
  • 現場での施工が容易(工期の短縮)
  • 構造部材が少なく施工中の精度・品質管理が容易(建物の信頼性向上)
  • 増築のみでなく部屋の減築も可能(家族構成に合わせた間取りの可変性)
  • 将来解体する際、リブフレームの再利用が可能(リユース)
  • 経年変化・老朽化に伴う主要構造部材(リブフレーム)の交換が可能
  • 用途として、個人住宅、集合住宅、学校、幼稚園、保育所、ケア施設、診療所、店舗、体育館、緊急時の仮設ハウス(シェルター仕様は既存住宅の耐震居室として設置可能)